『英語目』とは、英語の単語をみて瞬間に把握できる能力のことです。  
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『英語目』の重要性


次のような意味から、『英語目』は、『英語耳』よりも重要ではないかと思っています。

(1)ビジネス英語の中心は読み書き
日本語でも口約束という言葉があるように、英語でも肝心な内容は書面なりメールなり議事録なりで確認します。TV会議の普及とともに日本でも英語の会議に出席する機会は増えるかと思いますが、たとえ会議の内容が半分ぐらい分からなくても後で議事録などでフォローすることは可能かと思います。

(2)入手情報のほとんどが文字情報
海外駐在や留学でもしていなければ、英語の音声情報が入ってくる環境は日常生活にはほとんどないと思います。あるとしても、ケーブルTVやDVDで英語番組をみたり、スカイプで海外と話をする程度だと思います。
しかし、文字情報は違います。インターネットの普及により、ビジネスにおいても、日常生活の中でも、数多くの英語文字情報に接する機会が出てきました。情報コンテンツも英語が基本となり、今後も益々全ての情報が英語に集約していくと思われます。

(3)TOEICも含め、試験ではリーディングが重要
最近リスニング試験が増えてきましたが、やはり試験全体に占める比率は低く、試験の大半は文法や単語なども含め、読んで解く問題がほとんどです。更に言えば、ヒアリングの時間の長いTOEICですら、一番のハードルは最後の長文読解であり、英語を高速で読めなければ話になりません。



英語学習に関して
日本人が英語が下手であるとか向いていないとか良くいいますが、それは英語の教育に対する考え方や勉強のやり方に問題があるのではないかと思っています。英語を使うには以下のような能力が必要だと思います。

●英語耳:   英語の音声を聞き、脳に送る能力
●英語目:   英語の文字を読み、脳に送る能力
●英語脳(入):   耳とか目から入ってくる情報を順に処理して意味を理解する能力
●英語脳(出):   発信したい内容に基づき、英語の単語を構成する能力
●英語舌:   英語脳の指示に従って発音する能力
●英語手:   英語脳の指示に従って、手で文字を書いたり、タイプ打ちできる能力


この中で一番重要なのは、英語の単語を頭から理解して分析する
『英語脳(入)』ではないかと思います。英語圏以外の欧米人でも中国人でも、文章のどの位置に単語があるかで意味が決まる言語を持っているので、ある程度『英語脳(入・出)』ができており、それを元に少し変更すればすむのに対し、日本語は文章のどの位置に単語が来ても、意味が同じである特殊な構造をしており、新たに『英語脳(入)』を作る必要があります。

また、幼い時には
『耳』にバリアーがありませんので、自然にいろいろな声を聞きながら『英語耳』ができるのですが、ある年齢を超えると『耳』が固定化し、特に日本人では、母音・子音の問題や聞き取れる音域の問題から、耳経由で情報を取れることが難しくなり、『英語耳』が形成されにくなってしまいます。

では、どうしたらこの
『英語脳(入)』が出来るかというと、良く言われる話として音読や多読があります。これによって頭の中に自然に『英語脳』ができるのではないかと思います。英語の基本文型を多く覚えるのもこのひとつです。多読では、100万語(小説10冊程度)がひとつの目安ともいわれていますので、これぐらいで『英語脳』の基礎できるのではないかと思います。

音読は、私もトライしてみたのですが、時間がかかるのが最大の難点だと思います。日本語の新聞や雑誌を読むことを考えて戴いたらよいと思いますが、全部音読しようと思ったらとてつもなく時間がかかります。音読では、
『英語脳』を作るための情報を、多読に比べてほんの少ししか伝えられず、『英語脳』に構築に時間かかりずぎると思います。

多読は、多分、音読よりも多読の方が効果は高いと思いますが、ある程度のボキャブラリがあり、かつ
『英語目』ができていないと多読そのものが苦痛で先に進まないという欠点があります。私自身、目は文章を追っているが頭の中に全く何も入ってこないという経験を何度もしましたので良く分かりますが、目で見るのと読むのでは雲泥の差があります。目で見ているだけの段階で多読しても、あまり意味がないように思います。

ですから、大人向けの効率良い英語学習というのは、多分以下のような形が最適ではないかと個人的に思っています。(私は専門家ではありませんのであくまでも素人的な見解です。)

(1) 英語目をつくり、基本単語(もしくはチャンクという組み合わせ)を覚える
(2) 多読を行い、英語脳(入)を作る。((1)と並行)
(3) 単語や文と英語音声との結びつきを行い、英語耳を作る。(ある程度わかる範囲で可)
(4) (2)を活用して英語脳(出)を作る。基本パターンを覚えればOK。
(5) 時間があれば、英語舌を作る。ここまでくれば、英語バリバリ。


なお、(4)についてですが、仕事の現場ではネイティブなみの英語を話す人もいますが、定型パターンの言い回しでビジネスを進めている方も、それ以上にたくさんおられますし、また、個人的感想ではありますが、それでもビジネスには全然支障がないように思います。また、(5)の発音やイントネーションに関しても、ネイティブ以外の英語活用者が増えたことや、ネイティブでも、こちらが日本人だと分かっていてコミュニケーションしてくれる場合には問題ないことから優先順位は非常に低いと思います。



参考文献



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